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イサーク・スウェールズ (Hr. Ms. Isaac Sweers) は、1940年進水のオランダ海軍の駆逐艦。ティエルク・ヒッデス級の1隻。 ==艦歴== 1938年11月26日起工。1940年3月16日進水。竣工前にドイツ軍がオランダに侵攻してきたため、1940年5月に曳船に曳航されてイギリスへ脱出した。イギリスで1941年5月29日に竣工した。 就役後しばらくは船団護衛に従事した。1941年9月、イギリスの駆逐艦ブロックレスビーと衝突する。 1941年9月以降は主に地中海で活動した。地中海ではハルバード作戦やパーペテュアル作戦に参加。続いて1941年12月、H部隊から地中海艦隊への転属のための駆逐艦シーク、リージョン、マオリとともに地中海を航行中、北アフリカへの補給物資輸送中のイタリアの軽巡洋艦アルベルコ・ダ・バルビアーノとアルベルト・ディ・ジュッサーノの迎撃に向かう〔''Sea Battles in Close-up :World War 2 Volume Two'', p.70〕。そして、これらの駆逐艦は12月13日のボン岬沖海戦で2隻のイタリア軽巡洋艦を沈めた。この海戦でイサーク・スウェールズは2隻の軽巡洋艦に同行していた水雷艇チーニョに対して砲雷撃を行ったが命中させられなかった〔''Struggle for the Middle Sea'', p.153〕。 イサーク・スウェールズは1942年3月には東洋艦隊所属となるが、同年中にヨーロッパに戻った。しかし1942年11月13日、アルジェ北方の地中海でドイツの潜水艦U-431の雷撃で撃沈された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「イサーク・スウェールズ (駆逐艦)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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